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2026/05/11 お知らせ
釉薬に沈み込む、美濃焼の技術「イングレーズ転写」

岐阜県には、日本最大級の陶磁器産地として知られる「美濃焼」があります。
多治見市・土岐市・瑞浪市を中心とした東濃地域で生産され、古くから日本の暮らしを支えてきた伝統産業です。
今回は、その美濃焼の色付け技法の一つである「イングレーズ転写」を行う企業様へお邪魔させていただきました。
動画にもある通り、イングレーズは絵の具が釉薬の層へ沈み込む特殊な技法です。
表面に色が乗る一般的な印刷とは異なり、仕上がりは非常になめらかで、食洗機による色落ちや劣化が起こりにくいという特徴があります。
実際に製品へ触れてみると、絵柄部分にも凹凸が少なく、つるっとした質感。
普段街中で見かける陶磁器にも、多くの技術と工夫が詰まっていることを改めて実感しました。
今回の訪問を通して、ひとくちに「製造業」と言っても、その現場や課題は本当に多種多様であることを感じました。
例えば、転写紙を手作業で切り出す工程では、
「この作業を自動化できる機械は作れないだろうか?」
といったお悩みもお聞きすることができました。
業界が違えば、技術も課題も変わります。
だからこそ、多様な企業様と幅広く関わることで、新たなアイデアや技術提案が生まれるのだと思います。
これからも、現場の声を大切にしながら、企業様同士をつなぐ“橋渡し”のような存在でありたいと思います。


